どちらかと言うと掘りやすい地質だったようで、1日で約2.5メートル掘ることができました。
今後、数回に分けて水の出る層まで掘削を続けていきます。
せっかく井戸掘りを行ったので、井戸についてネットで調べてみました。
井戸の種類や掘削工法には幾つかの種類があることが分かりましたが、用語の定義が曖昧な部分もあり、備忘録も兼ねて現時点での自分なりの理解をまとめておきます。
調査にあたっては、愛媛県西条市のウェブサイトの「水の歴史館」が参考になりました。
特に「打ち抜き工事の今昔」というページは、井戸掘りの変遷が良く分かりました。
http://www.city.saijo.ehime.jp/site/mizunorekishikan/list16-34.html
【井戸の種類】
●掘り井戸
井戸の中に「釣瓶(つるべ)」と呼ばれるロープのついた桶を落として水をくみ上げるタイプの井戸。
人が穴の中に入り、孔壁を石やレンガで補強しながら掘削した井戸。
弥生時代には、掘り井戸があった。
●掘り抜き井戸
地上から細い管を地中深く差し込み、不透水層より下の地下水をくみ上げるタイプの井戸。
●打ち込み井戸
どうやら掘り抜き井戸の一種になると思われます。
井戸の種類というよりは、先端部分の側面に穴(ストレーナー)のある鉄管を打ち込む掘削方法。
【掘削工法】
●上総掘り(かずさぼり)
伝統的な掘削方法の1つで、「掘り鉄管(ホリテッカン)」と呼ばれる先端に弁のついた鉄管を用いて掘削する点が特長。
2メートルの塩ビ管(VU φ100)にドリルで穴(ストレーナー)をあけたもの
やぐらを建てて頂点に滑車を取り付け、ロープの先端に取り付けた「掘り鉄管」を落下させて地中に打ち込んでいくという点では、伝統的な上総掘り(かずさぼり)
「掘り鉄管」を取り付けたロープを皆で引っ張ってー・・・落下!
排水のコツは掘り鉄管内の砂利を排出する為に勢い良く排水すること
掘れたかなー
さらに打ち込んで
1メートル延長
再び「掘り鉄管」を取り付けたロープを引っ張って、「掘り鉄管」を落下させて…
これを繰り返して、水の出る層まで掘削を続けていきます!